ホテルマンの駆込み寺「まんぷく寺」  

第七部 外から見たホテルビジネス 2002年〜

2003年7月10日更新 

リゾートホテル大研究 久米アイランド その5

ホテルのフランス料理と地元風料理

ホテル直営の居酒屋で本当に美味しい島の料理をいただいた。そこで仲良くなった料理長が「俺はフランス料理なんて出したくない」と言った。

それではホテルで出されるフランス料理はどんなレベルなのだろうか?ご馳走になった。

島で獲れた貝のカルパッチョ

ケッチャップのかかったオムレツ

一応、スープやムニエルなどのフランス風料理をいただいた。申し訳ないがとても評価の対象になる料理ではない。

他にもホテルのダイニングでは地元風の料理や和食など数多くの料理をだしている。

沖縄そば 東京の駅にある立ち喰いそばのほうがまだまし

あの居酒屋で出している「鮮度の料理」から比べると、ホテルのダイニングで出される多くの料理は島の印象を悪くする。

こんなに素晴らしい眺めがあるホテルのダイニングで、「島の鮮度の料理」を提供できないのだろうか?

都会からやってきたホテルの偉い人は、料理長に「島の鮮度を観光客に提供してくれ」と言って欲しい。

注)ホテルの料理の写真は複数のホテルで撮影したものです。

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