ホテルマンの駆込み寺「まんぷく寺」
第三部 大阪ミナミホテル企画ビジネス 1995年〜1996年
2001/9/24更新
三枝師匠で記者会見 企画を考えて新聞や雑誌で紹介して欲しい。 このような場合にやるべき行動は、記者に告知をすること。これまでのホテル企画も手紙や直接記者クラブに持って行ったがほとんど取り上げてくれない。ホテル都合の企画は、読者に魅力が無いのかも。 1996年1月18日に「結婚でんねん」の発表記者会見を行うことになった。 私はニュースリリースを作成して大阪本町の記者クラブに持っていった。すぐに各新聞記者から電話をいただいた。「どんな内容ですか」などなど。 吉本興業本社には、常にスポーツ新聞や娯楽雑誌の記者が出入りしている。Kプロデューサーもこの記者達に記者会見の宣伝をしてくれた。(やはり天下の吉本興業) 吉本興業の漫才師太平かつみさんの本物結婚披露宴が「結婚でんねん」の第一号。 加えて、本物の仲人が桂三枝師匠である。よって記者会見には三枝師匠が出てくれることになった。大物落語家の登場もあって50名の記者が集まった。 私も記者にワープロ作成の手作り資料を配ったりして、仕掛け人としての反響のすごさに満足していた。 記者会見に来られた新聞は、全国版の朝日新聞、毎日新聞、読売新聞、日本経済新聞、サンケイ新聞、各スポーツ新聞である。その他、地元新聞や雑誌など。 記者会見は30分ほどで無事終了。太平かつみ夫婦のシャンパンピラミットなども披露してくれた。 はたしてどれだけの新聞社が記事にしてくれるのか。次の朝が楽しみであった。 私は近所の駅ですべての新聞を買い込み出勤した。なんと、駅で売っているすべての新聞に大きく報じられていた。
やはり吉本興業の力はすごい。見出しは当然「吉本興業結婚ビジネスに参入」である。 つづく |
この原稿は2001年作成
2006年再読