ホテルマンの駆込み寺「まんぷく寺」    

  たべもんや三度笠  

 伊良湖岬 大あさり焼き 灯台茶屋 2006/1/1

愛知県渥美半島伊良湖岬恋路ヶ浜 0531-35-6262

営業時間は不明 年中無休と言っていた

 

2005年も暮れようとしていたときに「美味しそうな情報」が入ってきた。

「地の果てに大あさりを焼いて食わせる場所がある」

まんぷく寺協力隊のTさんからの情報である。

大あさりという表現に非常に興味がわき出かけることにした。

愛車「シマウマ」に飛び乗り年末の帰省ラッシュも気にせず東名高速を一気に南下する。

愛知県豊川市に着いたが、地の果てまではさらに車で片道2時間半もかかると言う。

渥美半島の先端、伊良湖岬の灯台付近だが、明日は大晦日なので大渋滞も予想される。

「これはとても無理だな」と断念するしかなかった。

断念と言う情報によって、まんぷく寺協力隊のTさんが連れて行ってくれることになった。

 

2005年12月31日午前10時に地の果てを目指して出発。

カーナビには出ていない裏道を爆走する。走る、走る、走る。

何と午前11時に最先端に到着。

 

波と太陽と灯台の恋路ヶ浜に到着した。地の果てと言ってもおかしくはない。

この浜辺にやや近代的な飲食店が並んでいた。

右から4番目が「灯台茶屋」という店である。

大きな水槽に色々な魚介類が入っている。焼大あさりというメニューも確かにあった。

水槽の横で「大あさり」を焼いていた。貝の直径は10センチくらいある大あさりです。

「これ食べたいのですが」と言うと2階に通された。

「お〜すごい、水平線しか見えない」見事な眺めです。

大あさりが3つで500円なので2つ頼んだ。天然岩牡蠣のフライ1,000円も注文。

地の果てまでやってきた甲斐があるのでしょうか。

そうです、この大あさりはジューシーで「驚くほど美味い」と言う表現がぴったりだ。

6個の大あさりをあっという間にたいらげた。まさに来た甲斐がありました。

この岩牡蠣のフライも美味しかったのです。(しいて言えばソースはケチャップではないほうがよい)

ふと気づくと大晦日のお昼と言うのに2階席は満席になっている。

いったいどこから来ているのだろうかと思った。

周りのお客様は「ど、うまい」と三河弁をしべっているので地元の人が多いのだろう。

現に駐車場に停めてある車のナンバーは「豊橋」がほとんどであった。

関東の人は知らないのか、知っていても来れないのかもしれない。

くわしくは 灯台茶屋 のホームページで確認してください。

一度はあきらめかけた「焼大あさり」だが本当にきてよかった。

2005年最後の日にたべもんや三度笠の1度笠の進呈です。

一生に一度はこの大あさりを食べてください。

 

 

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