ホテルマンの駆込み寺「まんぷく寺」   たべもんや三度笠 

 大阪キタ 旬和席 うおまん イーマ梅田店  2002/7/28

大阪市北区梅田1-12-6 イーマ5F 06-4795-7517

 現在梅田で若い女性を集めているファッションビルイーマ。

このビルに入る飲食店もおしゃれな店がほとんど。

会社の仲間9名(美女6名おっさん3名)で予約を入れて出かけた。

全120席の堀コタツ、旬和席 うおまん イーマ店です。

店のデザインはすばらしく落着いた雰囲気でほぼ満席。

この雰囲気に料理の味とサービスが加われば素晴らしい店になる。

いきなりつまづいた。

「生ビール9つください」「ピッチャーのほうがお得です」

「じゃ、ピッチャーでください」「いくつお持ちしますか」

「1つでどれくらい入るんですか」手で「これくらいかな」

「これくらいじゃわからんやんか!」と言うと、ピッチャーを取りに行く。

このウエイター君に最後までやられてしまった。

注文を聞けない。注文を的確に持ってこない。訳が分からない。

社員らしきスタッフがフォロー入れるも、ますます混乱する。

これはお刺身の盛り合わせだが、揚げ物が終わった頃に突然やってきた。

帆立貝の七輪焼き

一番最初にオーダーした。待てど暮らせど持ってこない。

「あのばか忘れたな。もう一度注文する。すいません七輪焼き追加!」

10分が経過した時「すいません、今日はできないんです」といってきた。

ところが全ての料理を食べ終えた20分後に最初の七輪を持ってきた。

誰も食べない。だれもしゃべらない。誰もの顔から笑顔が消えた。

許しがたい出来事の連続で、我々のたのしい食事会は崩壊してしまった。

料理の味やクオリティはサービスに比例して全くさえない。

私はウエイター君を悪いとは思わない。店側も彼の能力を認めている。

閉店間じかに個室で社員と彼が反省会をしていた。

一組一組のお客様が、どんなに期待してこのイーマビルに来ているのか。

彼は言われるままに接客している。接客に向いているかどうかの些細な問題。

彼の不向きを知りながら接客させている上司の問題。

これほどひどい対応を受けたのは新横浜の居酒屋以来だ。

しかも料金がその居酒屋の5倍する。

客の期待が大きいほど、怒りを倍以上に感じる。

「開業まもない時期なので」と言い訳が通じる。

このときの客の口コミが最も怖い。

私は、また期待を持って訪れる。どうか進化していてくれ。

 

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