ホテルマンの駆込み寺「まんぷく寺」    

 いちゃもんや三度笠  激怒!

  能登食祭市場 浜焼き  2007/7/13

石川県七尾市府中町員外13-1 TEL(0767)52-7071 FAX(0767)52-7072


●定休日 毎週火曜日、祝日の場合は営業致します。

但し7月・8月・9月・10月・11月は無休。1/1は全館休み、1/2より全館営業

オフィシャルなサイトは こちら

 

関西地方から美味しいものを求めて能登半島まで出かけた。

能登半島の根っこに七尾市があり、七尾港に七尾フィッシャーマン・ワーフがある。

この名前がとても美味しそうなので意地でも探して行くことにした。

能登食祭市場という看板の施設が、七尾フィッシャーマン・ワーフらしい。

一見、観光客相手の施設に見える。「せっかくここまで来たのだから美味しいものを食べたい」

そのような時は、駐車場の車のナンバーを調べます。

ほとんどが石川ナンバーです。「よし、地元の人が多くランチに来ているので大丈夫だ」

施設の中に入りました。

「お、いきなり美味しそうじゃないか」

フィッシャーマン・ワーフのイメージどおりの新鮮魚介類を売る店です。

値段が安いかどうかはわからない。

「ここの魚介類を浜焼きコーナーで焼いてお召し上がり下さい」と書いてある。

「浜焼きコーナーはどこだ」  すぐ横にあった。

この食祭市場セット 2人前で 2,600円と手頃な値段である。

これなら新鮮魚介類を買わなくてもいいな。

せっかく石川県七尾市まで来たので、この食祭市場セットを食べることに決定。

管理人「すいません、この食祭セットをください」

おばさん「はい、食祭いっちょう!あの、席料1人300円かかりますがよろしいですか」

管理人「はい」 この席料の意味が分からない。

調べたら、市場で買ったものを持ってくると席料が1人500円です。

ここの食材を注文するのになぜ席料を取られるのか理解できない。

これが2,600円の食祭セットです。激怒の訳が分かりますか?

ホタテ貝は能登半島に生息していません。

この蛤は「シナハマグリ」で朝鮮半島から来たものです。

これらの貝を含めて、海老もイカもカニもすべて冷凍ですね。

干した魚(鯵)以外 冷凍食品食祭セットです。

このサザエも冷凍にしている。息が感じられない。

トンクで貝を取ろうとすると、熱くてひっくり返してしまう。美味しそうなジュースが逃げた。

味付けには塩と醤油しか置いていない。皿も小さい皿が1枚しか持ってこない。

多くの食材が皿からはみ出して食べにくい。

紙のおしぼりしか持ってこない。紙ナフキンも置いていない。

この海老を焼いて、熱くて皮がむけないのに紙ナフキンも置いていない。

このとうもろこし1個の意味が分からない。2人前なのに1個の意味ですよ。

写真に見えるトンクと調理バサミとカニ用フォークは1つしか持ってこない。

焼きあがったカニをどこに置けばいいのだろう。何の手も加えていない。

要するに冷凍を解凍しただけの食材でございます。

加えて、どうやっても食べにくい。カニはカスカスでした。

隣のお客さんは水だけの注文であったが、1杯の水を出した後に一切見に来ない。

これだけの食材を、1杯の水だけで食えるとでも思っているのでしょうか。

以上のように、能登半島の新鮮な食材を食べようとわざわざやってきた管理人は、

冷凍の食材シリーズを出され、食べにくさ選手権に参加させられ、席料まで取られ、

いちゃもんや三度笠というひどい対応を受けたのであった。

 

日本全国の観光施設で食堂を経営している皆様。

今日の慇懃無礼な対応と、観光客は2度と来ないのでぼったくって儲けようと思っている皆様。

その観光施設は必ず衰退します。

もし、この施設で能登半島で採れた新鮮な魚介類を出していたら必ず再来します。

2度と来ないばかりか、このようにホームページで怒りを永遠に発信されるのです。

このポイントを真剣に考えていただきたい。

さようなら、能登半島。

 

 

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