ホテルマンの駆込み寺「まんぷく寺」    

 いちゃもんや三度笠  激怒!

  大阪ミナミ ぷれじでんと千房南店  2008/1/21

大阪市中央区宗右衛門長6-30 豊の家ビル1F

06-6211-0755

営業時間

17:00 - 04:00

オフィシャルページは ここ

私が大阪で仕事をしていた25年前にこの店は開業した。

それから何十回も通ったお気に入りの店です。

働くスタッフのレベルが高く、落ち着いた雰囲気が気に入っていました。

この店は、関西人以外の人と一緒に「関西お好み焼きとワイン」を堪能する店であった。

 

景気が悪いと言われているミナミの繁華街を歩いて、関西人以外の人たち3名で訪れた。

「え、改装したんだな」

木曜日の午後8時過ぎに、ほとんど客がいない。(以前はほぼ満席だったな)

隣のカウンターでは予約席というスタンドを置いて、従業員が堂々とまかないを食べている。

 

メニューを見て 驚いた!

いきなり年末年始特別コース 7,000円

スペシャルペアコースは、お一人様 8,580円です 

オリジナルコースの写真 5,980円

マドイというコースの写真 4,980円

「あれ、ここはお好み焼き屋ではなかったのかな」と思った。

ずらりと並ぶ鉄板焼きメニューの数々

お好み焼きがない!(実際は後のページにある)

 

んー、今日はワインを飲みに来たのでワインリストを見た。

最近飲んだ「シャブリ・プルミエクリュ・フルショーム」が10,000円

なんで「ヴォーヌ・ロマネ」18,500円が置いてあるの?

シャンパンが1種類で「ゴッセ」で13,500円なのでしょうか?

スタッフがワインを勧めてきた。

「ここらあたりでどうでしょう」と指を差したのがチリの赤ワイン(4,300円)です。

何も言わずに値段を指差すこの態度。

チリを飲むならブルゴーニュと思い「ブルゴーニュ・ピノノアール」4,980円を注文。

車えびが2尾で3,000円です。3尾頼んで4,500円。

写真はメニューで実際は、

焼いている方は、ワイングラスが空いていてもワインを注いでくれない。

我々が「ワインを注いでください」と言わなければならない。

徳島産阿波尾鶏のガーリックオイル焼き 1,400円 (あわ踊り?)

 

ここでやや甘口のドイツワイン、ピースポーター・ミヘルスベルグ3,000円を注文。

お好み焼きにはやや甘口のワインが合うと思っている。

焼きそばをクレープで包んだ ぷモンジュ 1,680円

さきほど注文のワインですが、サイドテーブルに置いているだけで冷やしていない。

海鮮焼き 1,600円 お好み焼きですよ!

 

大阪ミナミでは同伴客が多くいる。

午後6時に女性と客が待ち合わせてどこかで食事をする。

午後8時に女性が勤める店に同伴出勤する。

 

大阪ミナミではアフター客が多くいる。

午前0時前後に女性が勤める店が閉まる。

閉店後に女性と一緒にどこかで食事をする。

 

ぷれじでんと千房南店は、明らかにこの同伴客とアフター客をターゲットにしている。

その証拠に午後8時から11時はこの店のアイドルタイム。

同伴メニューは、値段もそこそこで見た目が豪華なものが受ける。

ホテルの鉄板焼きレストランは一人2万円以上するのでもったいない。

アフター客は、かなり酔ってるので意味もなく高額な飲み物を注文する。

 

同伴とアフター客は、「文句を言わない」傾向にある。

目的が別にあるので。

自然と店に甘えがでてしまう。

 

この日、我々は2万円を支払った。

2万円支払ったからういちゃもんをつける。

スタッフのレベルがかなり下がって、値段がかなり上がっている。

鉄板焼きレストランに業態変更したほうが分かりやすい。

その代わり、私のような25年間通った客を失うことになるのだが・・・・。

 

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