ホテルマンの駆込み寺「まんぷく寺」    

たべもんや三度笠 海外編 フランス パリ

 ランチ レストラン「ラングル・ド・フォブール」 2002/12/6

今日のランチはあの名店「タイユバン」の経営するセカンドブランドレストラン。

昨年オープンして結構人気があるとガイドブックに書かれている。

シャンジェリゼ通りを入って徒歩10分で到着。予約の12時10分前。

どうも日本人らしさが出て早くついてしまう。店は当然のように開いていない。

   

この場所はビジネス街なのか人通りも少なく閑散としている。

今日も1番のりで店に入った。

  

店内はこのようにオシャレな雰囲気になっている。

客席は75席で、所狭しとテーブルが並んでいる。

このテーブルセットも斬新なものになっている。

とりあえずハイネケンビール(645円)を注文する。

ビールを飲みながらメニューを見る。

アミューズ ツナサラダをフランスパンに塗ってかじる。

Bさんは「牛ほほ肉の煮込みだけでいい」と言う。

私はクリーミーなリゾット(2193円)を前菜に選んだ。

メートルドテルは「よろしければ2皿にお分けしましょうか?」と親切な提案。

「お願いします」と言った。店内は我々だけで閑散としている。

この量で半人前だ。この皿の中央がくぼんでいる。軽くて美味しかった。

二人でお気に入りのグラスワインを注文。私はボージョレー(903円)を頼んだ。

ここまでで12時30分になっていた。

次から次へと客が入ってきた。すべて背広を着たビジネスマンやオフィイスレディの皆様。

いったいどこからわいて来るのかと思えるほどあっという間に満席になった。

「すげえ、並みの日本人は泣いちゃうな」と絶句。

ほとんどのテーブルでボトルワインが並んでいる。

この光景は日本ではお目にかかれないだろう。それほど圧巻であった。

私のメインは子羊のロースト。柔らかくて大変美味かった。

私もBさんも周りの雰囲気に圧倒されて、とてもデザートは食べられない。

コーヒー(774円)だけですました。

我々が精算を頼んだ午後1時30分に、ほとんどのテーブルは前菜も出ていなかった。

これらの人たちは何時になったらランチを終わるのだろう。

サービスも3つ星ほど洗礼されていなが一生懸命テキパキ働いている。

支払いは13416円(チップ除く)で充分満足する内容であった。

後ほど領収書を見たらグラスワインが2杯づつになっていた。(実際は1杯づつ)

まず疑えと分かっているのだが・・・・。同じ間違いを繰り返してしまう。

このレストラン、間もなく星を獲得するだろう。

 

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