ホテルマンの駆込み寺「まんぷく寺」 コラム

大阪ホテル物語 その2 2012/10/31 

 

2012年10月30日 午後3時 管理人はおじさんの聖地「京橋」にいた。

京橋といえば、関西人全員が知っている総合レジャー施設「グランシャトー」です。 

誰でも知っているテレビCMを存分にお楽しみください。(音が出ます)

 

 

元同僚のホテルマンKさんとミーティング。

テーマは、「これからの人生をどう生きるか」

 

ミーティングの場所は、京橋コムズガーデン。

初めて来ました。

多くの飲食店テナントが入っています。

え、バーガーキング?

 

Kさん「珍しい魚が食べれる店に行こう」

私「喜んで!」

 

約15年ぶりの再会。

お互い「おやじになったが変わらんねえ」

 

2012年10月30日(火)午後4時45分 「上よし 新京橋コムズ店」

Kさんのホテルマンの歴史を語りだした。

刺身の盛り合わせ カツオとマグロの中間で・・・・・。

なんと珍しい魚があるもんだ。

さんまの刺身 新鮮そのもの

刺身に使った骨をさんまのせんべいにしてくれる。

 

Kさんの海外ホテル経験は、イギリスと中国上海。

その上海での話は驚いた。

 

セミエビの作り イセエビの刺身と同じ食感。

大変珍しい魚介類を堪能する。

 

Kさんはホテル勤務時に胸が少々痛むような症状が出て、

上海の病院で診察を受けた。

医師「すぐに大阪に帰って精密検査を受けるべき」

Kさんはすぐに帰国の用意を終了して帰国前夜の話。

急に胸が苦しくなって救急車を呼んで上海病院の外国人専用病棟に運ばれた。

「心筋梗塞」

一刻を争う症状ですぐに処置が開始あされた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(省略)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

生カキフライ

ガッチョのから揚げ(見たことがない)

 

Kさんの心筋梗塞は上海の病院で見事に治療された。

1か月の入院を終えて大阪に戻った。

驚いたことに上海の病院で行われた治療は、

日本の病院でもまだ認可されていない最新のバイパスを使った画期的な治療とのこと。

私は「上海でよかったね」と言った。

(日本より上海が進んでいるとは思っていなかった)

 

心筋梗塞の原因は「極度のストレス」だそうだ。

海外で働く日本のホテルマンは生死をかけた壮絶な戦いを続けている。

しかし、病気になるほど働いても「一切評価されないシステム」である。

Kさん「病欠したのでボーナスが0円だったよ」と嘆く。

本人に何の相談もなく帰国のままで海外赴任を解かれた。

タイのアラ炊き

 

次々と面白い話を聞きながらこう思った。

「我々、アラファイブはこれまでの経験を生かしたビジネスを考えよう」

「その経験をお金に変えようぜ」

 

大阪のホテルで生き抜いたホテルマンのレベルは高い。

売上予算を達成し続けた実績は必ず生きる。

 

 

この寿司をつまんだの後に、

2012年10月30日 午後10時 約6時間のミーティングを終えた。

 

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