ホテルマンの駆込み寺「まんぷく寺」    

   たべもんや三度笠  

   宮崎 のぶやラーメン  2008/7/12

宮崎県宮崎市中央通7-21

0985-22-1689

私は、この日に宮崎空港から羽田空港に戻る予定であった。

空港行きのリムジンバスの時間まで1時間あった。この日の宮崎市は35度の真夏日。

昼過ぎに小腹が減ったので、「ラーメンでも食べるかな」と宮崎の町をさまよっていた。

人通りが少ない商店街。ラーメン屋はないのかな。

そのまんまらーめんがあった。しかし夜しか営業していない。(残念)

ここもおいしそうな雰囲気はあるが、怖そうだな、やめとこ。

まあ、期待はできないけど「ここにするか」と、のぶおじさんがのぶやラーメンに入った。

お店には客はいなく、のぶおじさんひとり。

レジの横の椅子におばさんがひとり。

さしでの勝負だ!(意味不明)

「おばさん、ビールちょうだい」と言った。

さすがにこの生ビールは美味しかった。生ビールがうまい街「宮崎」

「おばさん、餃子ちょうだい」

「はい」ご丁寧なサービスをするおばさまは好印象。

この餃子を食べた瞬間に「え、なんやこの味は」とびっくりした。

「こんなにうまい餃子が、なんでここにあるんだ」

久しぶりに交通事故にあったような衝撃を感じた。

よし、メインディッシュのラーメンに挑もう。

「うま味辛子みそラーメンをください」

好印象のおばさんがひとりで作っている。

じっと待つ。

出来上がった。おいしそうだ。

ズルズルすすった。

「信じられない素顔の八代亜紀」

「おどろきのおいしさである」

 

たまたま、街をさまよって偶然入ったこの店で、

本当においしい餃子とラーメンに出会った。これは奇跡です。

旅では、万に一つの奇跡が起こるのでやめられない。

この張り紙も好印象。

嬉しくて泣いていたら空港へのバスの時間になってしまった。

この感動が、1,400円。

空港では知事にお礼を言った。「宮崎よありがとう」

宮崎空港

宮崎出発

宮崎上空

どんよりとする羽田に到着

あの感動のラーメンから2時間で現実の世界に戻る。

 

本当に感動しました。

偶然の奇跡です。

 

さあ、皆様!偶然を期待して旅に出ましょう。

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