ホテルマンの駆込み寺「まんぷく寺」   たべもんや三度笠 

ホテル日航ウインズ成田 2002/3/2

トップラウンジ エトワール

最近改装されたトップラウンジでフルコースディナーをいただいた。

窓からは成田空港の滑走路が見渡せるロマンチックスペース。

窓側にはお酒を楽しめるカクテルテーブルが並ぶ。

  

どう考えてもラウンジなのだが、一品料理や6,000円以上のコースを出している。

ホテルの皆様方とのビジネス親睦会でフルコースディナーをいただいた。

 

いただいたコースの前菜である 本マグロのカルパッチョ

料理はクラシックな料理で美味いが、ウキウキする楽しみはない。

知人の料理長に「ラウンジなのになんで6000円のコースなのか」と質問。

「6000円以上貰わないと採算が取れないから」という返事。

繁盛店への提案

エレベーターにはパンフレットのカラーコピーが張られている。

この汚いコピーでは行って見ようなど思わない。無いほうがよっぽどいい。

繁盛店のキーワードは見たとき「おいしそー」と思わなければ行かない。

入り口に料理サンプルが飾っているがこれも逆効果で必要なし。

どうみてもラウンジなのに料理のサンプルがあれば入りにくくなる。

少なくとも窓側は食事テーブルにして、食事客のいい雰囲気を演出する。

現状の座ってから食事か飲み物かを聞くスタイルは中途半端な雰囲気しかできない。

料金は食事客の平均客単価を算出して決めなければならない。

6000円貰わなければいけないのでなく、いくらなら満席なるかを考える。

サービスの責任者は客を楽しませることができないようだ。

繁盛店には必ず客を引き付けるサービススタッフがいるのだが・・。

 

 

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