たべもんや三度笠
東京恵比寿 イカ刺し 旨味 米門茶寮 2004/2/6 東京都渋谷区恵比寿西1-8-3 クオリア恵比寿ウエスト1F 03-5456-0011 営業時間 17:00pm - 4:00am (日祝は 0:00am) 2004年2月2日にニューヨークに全米最大級のレストラン「MEGU」を開業した、 株式会社フードスコープの直営店。 JR恵比寿駅から徒歩2分で「名物イカ刺し」を看板出だす米門茶寮 maimon saryoがある。 金曜日の午後7時ごろ、この店に入ろうとしたら、中から表にスタッフが出てきた。 「このカードでドリンク一杯無料になります」と言われカードをもらった。 店内はさすがに東京のデザイナーレストランという雰囲気が漂う。 客層もすこぶる上品で、平均年齢は35歳くらいだろう。 私と連れはカウンター席を希望して座った。 オープンキッチンの正面に生簀があり「活きたイカ」が泳いでいる。 「最初のお飲み物は」と聞かれたので「生ビール」と注文した。 係りはカウンターに置かれたドリンク無料券を見て「この生ビールは無料になります」と言った。 この店のサービスは、そこらの居酒屋レベルではない。かなり気が利くサービスをする。 比内地鶏の5点盛(2,000円)を注文した。 これが1本平均400円の焼き鳥盛合わせ。味もたいした事はない。 名物イカ刺は食べなければ話にならない。 メニューに載っているイカの入荷が無かったそうで「時価」の「○○イカです」と言われた。 よく聞き取れなかった○○イカコースを一人前注文した。 イカ刺しを食べた後に、フライにしてくれる。(それでコースは終わり) 皆様、東京で活けイカを1つ食べるといくらするか知っていますか? 6,000円です。 味も「美味い」ではなく「へえ〜」程度の言葉で片付いた。 私はイカが好きで日本中でイカを食っている。佐賀県呼子のイカフルコースは1,800円。 このイカを食べた時点で他に注文する気を無くした。 オープンキッチンで働く皆様が映画のシーンのように見える。 イカをさばくオヤジは、他のスタッフに上品でない言葉でガアガア怒鳴っている。 指示を受けるスタッフは、茶髪のお兄さんなど多数で板前さんには見えない。 このオープンキッチンショーが、3流やくざ映画に見えたのも食欲減退の一因。 我々が注文した料理はこの2品だけ。 ドリンクは生ビールのほかに瓶ビール1本と日本酒美少年2杯だけ。 1時間もこの店にはいなかった。そして支払い合計が、14,440円。 皆様の参考のため東京の飲食価格をお知らせする。 お通し500円×2 生ビール700円×2 瓶ビール(中)700円 美少年1杯1,000円×2 比内地鶏5点盛 2,000円。 ヤリイカコース4500円 重量オーバー1500円 たまたますくわれたイカが肥満だった。 サービス料は5%。(これについては納得した) 消費税5%。 最初のドリンク無料券はジョークで、きっちり料金に入って請求されている。 東京では無料にしてくれるはずの料金を請求されても文句を言う人はいない。 請求書をせこく確認することがないのだろう。 これが大都会東京の見栄の張り合いなのだ。 このような出来事が何度あったことか。私は最初から無料とは思っていなかった。 私が席を立った午後8時ごろ、8席のカウンターは満席。 70席はあるだろうテーブル席もほぼ満席。 フードスコープのWebサイト 必ず見てみてください。
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