ホテルマンの駆込み寺「まんぷく寺」
第三部 大阪ミナミホテル企画ビジネス 1995年〜1996年
2001/9/18更新
1人で出かけた吉本興業 吉本興業に電話をかけた。Kプロデューサーがでられてこのような話になった。「結婚披露宴の演出で吉本興業さんのお力を借りたいのですが」「すぐに来てください」 聞いた場所に1人で出かけた。吉本興業本社の事務所に入り驚いた。テレビで見るお笑いの方々の顔が見られる。 本当に偶然であったがKプロデューサーは「吉本流 結婚」を担当する方。 私「ホテルと組んでなにわの披露宴をしていただけませんか」 K氏「ちょうど披露宴の演出を開発していたところなので、グッドタイミングです」 私「名前も結婚でんねんにしますが、他では一切使わないでよろしいですか」 K氏「勿論、かまいません」 私「何か問題や質問はありますか」 K氏「全く問題ないです」 私は、「吉本流結婚」の企画書を預かり帰社した。こんなに簡単に話がまとまるなど思ってもいなかった。 その後も何度か吉本本社に打ち合わせに行って数分の打合わせをする。その後、楽屋から客席に移り吉本新喜劇を見学する。とうとう、フリーパスになった。 こうして吉本興業さんの協力が得られ「なにわの披露宴 結婚でんねん」の企画書が完成した。 まあ、通常のホテルであればこの企画書を承認するとは思えない。次はいかにして全員反対の企画書を通したかを説明する。
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この原稿は2001年作成
2006年再読