ホテルマンの駆込み寺「まんぷく寺」    

 たべもんや三度笠  

超激安 新宿イタリアン ジョルノ 2006/9/23

東京都新宿区新宿3-4-8  セゾンプラザ B2

03-3350-7897

営業時間 ランチとディナー 曜日で時間が変る  無休

最近、東京の新宿は日本一の飲食店激戦地区だと感じる。

今回は、新宿3丁目の地下鉄の駅からは近いが、ビルの地下2階の奥にあるイタリアン。

店の前に黒板が置いてあり、「1,980円でコース」が食べられると書いてある。(実は2度目)

東京の新宿で1,980円のイタリアンコースで何が食べられるのでしょうか。

お店はこのようにトラットリアの雰囲気で悪くはない。気軽にワインを飲める。

前菜の3種盛。赤ピーマンのオリーブオイル和えなどなど。

ワインに合いそうでいいと思います。

スパゲティ ペスカトーレ スパゲティは80g位でしょうか。味、量ともに悪くはない。

骨付き仔羊のソテー 素朴な料理ですね。さすがに仔羊は硬いが食べられる。

何故か、ハートの器に入ったシャーベット2種類。勿論、コーヒーが付く。

ハウスワインが720mlのデキャンタで、1,600円でございます。

これだけのコースを食べて、ワインを1本分飲んで、2人で5,560円でございます。(料金は内税) 

ジョルノのグルナビページ

サービスはコック服を着た若い男性が1名と、キッチンにシェフが1名。

残念ながら、客が入っていないので、2人で十分回る。

なぜ、この料金でそこそこの味なのに流行らないのか。

おそらく店のスタッフは「この立地では来ないよな」と思っているはず。

 

原因は、ずばり料理の味にインパクトがない。

どの料理も今一、何かが足らない。又食べたくならないからだ。

改善点は2点。塩味をもう少し大胆につけるとよい。

もうひとつは、「味はいかがでしたか」と全ての客に聞けばよい。客が何かを教えてくれるはず。

 

新宿にはこのような店が何万軒もある。

 

たべもんや三度笠へ