ホテルマンの駆込み寺「まんぷく寺」    

  たべもんや三度笠  

 熱海 伊東園ホテル熱海館 2011/10/03

ホームページは  こちら

伊東園ホテルグループは、破綻したホテルや旅館を買い取り、

徹底したコストダウンで365日均一料金で客を集めている。

2011年10月某日 1泊2食 7,800円プランをネットで予約して出かけた。

温泉旅行で一番楽しみなのが食事です。

安かろうまずかろうでは許されない。

もっとお得にもっと贅沢に。

ほんまかいな?

今回の楽しみはアルコール飲み放題90分つきです。

もっと贅沢に テレビがこれ

もっと贅沢に 湯沸しポットがこれ

館内に張られた格安プラント格安ホテルの案内

そこに自分が泊っている照れくささ

無料のインターネットコーナー

無料のカラオケ部屋

無料マージャンルーム

館内のいたるところに調整中のびらが貼られている

故障中と書けばいいのに

囲碁将棋コーナー

無料のスペースは既存施設の再利用

無料コーナーには当然ながらスタッフはいない

客が勝手に使うだけ

客層的に使用されないゲームコーナー

 

楽しみなお食事タイム

ホテルの都合で時間が決められる

時間通りに食堂に行ったら何のコントロールもなかった

この日はカニフェアー中でした

この皿一枚がバイキングの容器です

カニは皿盛りで手渡される

甘エビ 取って皮をむくが手を拭くものが何もない

いなり寿司 誰も取らない

みんなが取る握りずし 小僧寿し以下のクオリティ

食欲がわかない料理

袋から移しただけの料理

味も想像できない一品

ご飯のお供、オクラですが・・

焼きうどんかもしれない

かぼちゃかもしれない

唐揚2種 

この串カツ たまねぎしか入っていない

エビフライはこりこりになった小さな海老が大きな衣を着ている

天ぷらはかぼちゃとイモ類だけ

カニ汁 にごった味を想像ください

刺身は2切れ この色 この器 そして、醤油入れが壊れていた

ぱさぱさのそば

意味不明の料理は「たこ焼き」と書いていた

だれも食べ終えることなく残していた

アルコールドリンクコーナー

ビールサーバーがセルフサービスで3名が自動でグラスを割った

その割れる音が食堂に響く

床がビールでビチョビチョ

一見純米酒風日本酒

みんなのトリスハイボール

ビールはモルツを出していた

 

私の夕食はカニを少々食べてビールを飲んで終わった

他の料理は食べることができなかった

料理人不在のバイキング料理

 

朝食

外が明るくなって驚いた

食堂から見える熱海のビル

廃墟に見える隣のビル(熱海の町には多く見られる)

食欲減退 

 

何一つ食べ終えることができない

美味しいまずいではない

食えない

 

温泉地への旅行の楽しみが何もない

この値段だから文句は言えない

ではなくて

お金をもらっても行きたくないホテル

 

貴重な時間を奪われた上に嫌な思い出が残った

 

たべもんや三度笠へ