ホテルマンの駆込み寺「まんぷく寺」

第一部 ホテルレストランビジネス 1982年〜1990年

第二章 オリジナルマーケティング戦略

新聞記事

2001/7/5更新

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1987年 ホテル岡山にて飲食店のマーケティング戦略の講演会を実施した。この時代は来年瀬戸大橋が開通する。飲食店の皆様は橋が開通すれば景気が良くなり売上げが上がると思い込んでいた。そこで他力本願では決して売上げは上がらないし、東京や大阪から実力のある飲食店チェーンが進出してかえって苦戦しますよと申し上げた。

この講演会は8時間であった。私はマーケティング戦略を詳しく解説し、美味いものがなければ橋が開通しても生きていけませんよと熱心に申し上げた。約100名の飲食店経営者やスタッフやホテルマンの皆様の前で。

皆様に申し上げながら、このホテルの人は真剣ではないなどが分かるのです。真剣に聞いている人も分かるのです。正直言って、そのときに真剣でなかったホテルなどは現在はもうありません。やはり他力本願ではだめなのです。景気が良くても悪くても、マーケティング戦略をまじめに実施すれば間違いなく好景気を自分で作っていけるのです。

その証拠に、この新聞記事はベネチヤサミットより庶民には大切な問題ですと認めています。

この後の客づくりをご覧いただきたい。そして真剣に頑張ってください。

 

この原稿は1994年のものです。少々時代錯誤の部分があることをご理解ください

2006年再読