ホテルマンの駆込み寺「まんぷく寺」
第一部 ホテルレストランビジネス 1982年〜1990年
第二章 オリジナルマーケティング戦略とは
その1 商品づくりの参考事例
2001/6/26更新
幻の屋台 「まねき」のうどん 1995年作成 大阪ミナミ御堂筋の一角に午後8時ごろ屋台のうどん屋がオープンする。おじさんが1人でやっているがここのファンはとても多い。ガイドブックに載らない影の3ッ星うどんだと認める。 いつも何時でも満席。(10人くらいのスペース) 関西人同士が関東で話をしているとき、この「まねき」の話になり必ず「ここのうどんを食べたいね」となる。営業は明け方近くまでしているが300食から400食販売するそうだ。 なぜこんなに美味しいのかを調べようと思うのだが、暗いのと酔っ払っているので未だに謎です。そこがまた神秘的でいいのかも。ミナミで夜通し飲んでいてもここのうどんを食べておやすみなさいとなる。 内緒ですがこのおじさんはベンツに乗っています。ここのうどんは安くて700円高いものは千円以上する。大阪ミナミの飲食店経営者でこのおじさんの商売は納得させていただきます。 どこにいても胸をかきむしるように食べたくなる商品があれば商売は繁盛する。 (はじめて食べてから早20年になる。まだやっているのだろうか。よし行ってみよう。) 28年経った2006年ですがとっくの昔になくなっています。すいませんが、歴史と思ってください。
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この原稿は1995年のものです。少々時代錯誤の部分があることをご理解ください。
2006年再読