ホテルマンの駆込み寺「まんぷく寺」  

第十部 ゲストハウスの中に僕がいた 2006年-

2007年5月23日更新 

ゲストハウスWのノウハウ公開 その3

ブライダルフェア?   まんぷく寺写真部撮影

ブライダルフェアの実施は年何回?

ホテル・式場のブライダルフェアの集客、成約はうまくいっておりますか。予算の達成に成功しておりますか。ホテルのブライダルフェアに関する文書をホテルブライダルコーナーで公開している。参照はここ

集客目的でフェアと表現するのは大賛成。なぜならばフェアと表現しなければ集客しないから。よくホテルの人は年2回の大フェアです、今月はプチフェアです、などと表現している。まじめにこれまでの経験から費用をかけてフェアを実施している。

ゲストハウスの私は、1年365日ブライダルフェアを予算をかけずに実施していた。フェアの名前は「お二人だけのフェア」です。お二人のためのフェアを、私が常に心の準備をして待っているだけなのです。特別な予算はまったく必要がありません。

この「お二人だけのブライダルフェア」でどれだけの成約をいただいたか教えたい。(でもできない)

東北地方の、ある小さなホテルでは、宴会場に婚礼セットしている「モデルルーム」を常に用意している。

ホテルに来た誰でもが自由に見学できる「モデルルーム」でございます。これはこれでとっても良いことですが、結婚式を申し込む相手がそこにいないのですから意外と決まらない。

せっかくセットしているのだから、入り口を閉めて人が開けてあげるだけでも成約率はあがるでしょう。

ブライダルフェアと言って集客して、お金をまったくかけずに成約させるブライダルフェアの話でした。このようなブライダルフェアを実施しておりましたが、「ホテルのようなブライダルフェアを期待してきた」とは一度も言われたことがありません。

その3につづく

 

第十部の目次へ