ホテルマンの駆込み寺「まんぷく寺」  

第十部 ゲストハウスの中に僕がいた 2006年-

2007年5月19日更新 

ゲストハウスWのノウハウ公開 その1

大阪のあるゲストハウス施設   まんぷく寺写真部撮影

私がゲストハウスパイオニア企業を退職し、独立起業して1年が経過した。この1年間で日本全国のゲストハウスウエディング施設を多く見学した。マーケット規模も大都市から地方都市に至るまで、それぞれの特性を見てきた。

結婚情報専門誌「ゼクシィ」のまったく影響しないマーケットが存在することも学んだ。ゼクシィと同等の集客に成功している情報誌の存在も確認した。

ゲストハウス施設に勤める多くのスタッフの皆様方と話をさせていただいた。

ほとんどのゲストハウスウエディング施設の営業方法が、既存のホテル式場の営業方法を多少アレンジしたレベルが多いことに気づいた。

現在、ゲストハウスウエディングのハードを競う時代から、営業力のソフトを競う時代に突入していると強く感じている。

例えば、

     @ 電話で資料請求の電話があったパンフレットを送っている。

     A ブライダルフェアの実施は年何回かやっている。

     B 模擬披露宴や模擬挙式をやっている。

     C 売りやすいようにプランを作っている。

     D プランは安さを競うように考えている。

    

大阪にできたステンドグラスの教会 まんぷく寺 写真部撮影

    @ 資料請求だけで会場を決めるだろうか。

    A ブライダルフェアの決定率はどのくらいであろうか。

    B 模擬披露宴や挙式で感動を演出できるだろうか。

    C プランがなぜ必要なのか説明できますか。

    D 競合他社と同じプランを売ること自体おかしいと思いませんか。

 

私はどこに伺っても@からDが必要ないと申し上げます。どこに行っても「あなたの言うことは信用できない」と言われる。

一つ一つの理由を詳しく書かせていただきます。

その2につづく

 

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