ホテルマンの駆込み寺「まんぷく寺」  

第九部 甦れホテルブライダル 2006年〜

2006年03月08日更新 

ホテルブライダルは甦るのか

ブライダルというビジネスは、毎年同じことをしていたら、毎年減少し続けるビジネスである。

ホテルが新規オープンして最高に受注した年を頂点に、ブライダル売上総額は年々減ってくる。

ブライダル売上の減少をどうすれば最小限に抑えられるのか。毎年、何をしなければならないのか分かっているのだろうか。

ほとんどのホテルマンはまったく分かっていない。

私はここで宣言する。設備投資をまったくしないでブライダル売上を10%以上上げることは簡単にできる。

とある地方都市のとあるホテル。もう20年以上ブライダルを中心にしてきたホテル。過去最高のときに年間500組あった婚礼件数が、昨年は100組を割り込んだ。

まんぷく寺は相談を受けて、現地調査を実施した。

約2時間の調査で、このホテルは今何をしなくてはいけないかが分かった。約1時間のレクチャーでスタッフの目つきが変わった。

おそらくこのホテル、今年の獲得件数は200組を超えるだろう。売上にして約3億円の増収である。

ブライダルにかかわる人の考えを変え、設備投資をまったくしないで増収を成功させる。

このような夢のようなことが実現可能か? ここに「甦れホテルブライダル」として提案する。

ホテルブライダルは甦る!

 

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