ホテルマンの駆込み寺「まんぷく寺」  

ホテルビジネスを考える 2005年〜

2005年11月23日更新 

特別寄稿 披露宴司会者の価格

最近、全日本ブライダルMCアライアンス(BMCA)の皆様方のホームページを見て感心している。私の想像をはるかに超えるほど勉強されている。

これまでの私は、司会会社の皆様方と話はしたが、司会者の皆様とは挨拶程度以上の話をしたことがない。

ブライダル司会者の皆様方がこれほど勉強して努力しているのに、なぜ生活ができないほどの収入にしかならないのか。

理由ははっきりしている、司会料金が安すぎるからです。

私の知るプロの司会料金の最安値は38,000円、最高値は100,000円です。(有名な局アナなどを除く)

この料金の算出根拠はどこにあるのだろうか?(知っている方がおられたら教えてください)

ブライダル司会者の努力に報いるために、司会料金を日本全国200,000円均一料金にしてはどうだろうか。私はこの価格でも十分売れると考えている。

この価格で友達司会が増えるだろうか。この価格を聞いた新郎新婦は「高いですね」と言うだろうか。おそらく受注率はほとんど変わらないだろう。

私の反省でもあるのだが、司会者のテクニックを十分説明して司会者の商品価値を上げれば買ってくれるはず。

この価値観の創造により、ホテル式場の総売上は上がる。この価格により司会者は生活できるようになりよりいっそうスキルの向上に努力できる。

私が売れると言う根拠は、最近価格高騰する外国人ゴスペルシンガーの勤務時間とゲストの満足度を比較して考えてみていただきたい。

ご理解いただけたでしょうか?

さあ皆様、今日からブライダル司会者は日本全国20万円で売ろうではありませんか。売れないと言う人はブライダル商品のすべてが定価販できない人ではありませんか?

 

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