ホテルマンの駆込み寺「まんぷく寺」   たべもんや三度笠 

横浜 家系ラーメン 本牧屋本店 2002/4/13

横浜市港南区下永谷3−1−5 045-825-0772

全国の皆様、横浜では家系(いえけい)ラーメン店がたくさんある。

家系ラーメンは、1974年開業の吉村屋から始まった。(小さな店だった)

その店主吉村実さんが本牧屋本店を開店。この店で店長をしていたのが神藤隆氏。

神藤氏が本牧屋を辞めて独立して出したのが有名な六角屋。(1988年)

その後も横濱家、介一家、吉田家、近藤家などなどが開業した。

つまり今回行ったお店は家系ラーメンの元祖ということだ。

環状2号線沿いは16軒ものラーメン屋がひしめく激戦地となっている。

家系ラーメンの特徴は豚骨スープの醤油味。麺は太麺のストレート。

赤いテントで駐車場完備の店だが、大きな看板で「ただ今営業中」と書かれている。

入り口の外側に食券自動販売機が置いてある。ボタンが多く分かりづらい。

しかも大きく「払い戻しはいっさいいたしません」と書いてある。高慢で不親切!

600円のラーメンと100円の煮玉子を買って中へ入った。

店員が一人カウンターの外にいて「こちらへどうぞ」と座る椅子を指示する。

でもなぜか水はセルフサービス。麺のゆで方や油の量を聞かれる。

「ふつう、ふつうがいいです」と怖気づいて答える。

10分で元気よく「お待たせしました」とラーメンを手渡される。

熱々のラーメンでよいのだが、胡椒が欲しいが手の届かない所にしかない。

我慢してラーメンをすする。はっきりって「まずい」と思う。

家系ラーメンには何度も行ったがいつも「まずい」と思う。

店の雰囲気が「食わしてやる」という感じも気にいらない。

小僧情報では六角屋は椅子を動かしても怒られるそうだ。

デジカメで写真を撮ると怒鳴られるかもしれないと思った。(画像なし、ゴメン)

しかし家系ラーメン店では行列があたりまえなのだ。なぜだろう不思議だ。

濱っ子の支配人は家系ラーメン屋を「ふざけるんじゃない」とぼろくそに言う。

本当に不思議な飲食店である。勿論、お勧めなどしない。

 

たべもんや三度笠へ