ホテルマンの駆込み寺「まんぷく寺」
配ぜん人倶楽部
サービスに関するご質問に答えします まんぷく寺の掲示板にサービスに関するご質問がございました。管理人はサービスの出身者でございます。あくまで私見という但し書きとしてお答えいたします。 ご質問: 今まで幾つかの施設で、新郎新婦の先導役、並びにサービス責任者を経験させて頂きましたが、どこの施設もマニュアルはありますが、施設によってやり方はバラバラという事に気付きました。ウエディングにこれといった決まりはないのでしょうか?地域によって違うのか、それとも上司によって違うのか、会社によって違うのか…。 答え: ウエディングに関して、サービスのやり方の決まりはありません。おそらくその施設が開業したときに、担当した方のやり方が継続されている程度でしょう。その後は、会場側の勝手な都合を最優先にして、マニュアル化したと思います。しっかりしたサービスマニュアルを作るとすれば、決められたルールに納得する理由があるかどうかではないでしょうか。
ご質問: 答え: どちらでもよいと思います。写真にどちらが綺麗に写るか、考えてあげる程度です。 ご質問: メインテーブルのサービスは新郎からなのか新婦からなのか? 答え: 新婦からです。すべてのサービスはレディファーストです。披露宴でのサービスで、すべてのサービスを年配女性客から若い女性へ行い、その後に年配男性から若い男性へ行なう。このサービスが完全にできますか。ほとんどの会場はできないのです。どうせできないのだから、自分達の勝手に決めたことを、もっともらしくやっているのです。 ご質問: 披露宴中に日本酒は熱燗だけなのか、冷酒も出していいものか? 答え: すべてのドリンクを、お客様のお好きな飲み方で提供する。当たり前のことです。私達は、親戚のおじ様が、いつも飲んでいる焼酎の銘柄と飲み方を事前に聞いて、当日サービスしていました。 ご質問: 最後に、洋装入場と和装入場の先導の仕方は同じでいいのか? 答え:
先導は必要ないと思います。テレビなどの披露宴で「新郎新婦のご入場です」と言って、はじめに入ってくるのがキャプテンです。誰がキャプテンを見たいのですか。誰がキャプテンを写真に撮りたいのですか。最近では、キャプテンは皆様から見えないように先導することが当たり前になってきました。
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