結婚披露パーティでウエイター業務

１９９７年の秋に１００名出席の結婚披露パーティがあった。

料飲の責任者からこう言われた。「すいませんが、パーティのヘルプをお願いできますか」私は「いいよ」と答えた。

社員のスタッフ、配膳のスタッフ、研修生のスタッフ、社内ヘルプのスタッフなどのより集め披露パーティ担当である。

当日宴会場に出かけた私はちょっとびっくりした。総支配人の私に持ちテーブルが指示されている。

ウエイターのユニフォームを着て。

勿論、私は宴会の持ち回りサービスの経験がある。与えられたテーブルの料理やドリンクサービスを事務的にこなしてやった。

他のチームより１番早く正確にサービスしてやった。私を総支配人と知らないスタッフ（配膳の人）は「このおじさんすごいですね」と言っていた。

一応、フランスでのミシュラン星付きレストランのメートルドテルの実力を見せてやった。

やはりやって見せる教育法は効果があります。この披露パーティの後に、館内で出会う料飲サービスのスタッフの私を見る目が変わった。

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