ホテルマンの駆込み寺「まんぷく寺」   たべもんや三度笠 

横浜 うま味処 えん  2002/5/10

横浜市西区南幸2-9-1 ニッセイ第3ビル3F  045-313-3911

今日は金曜日で時間は午後8時。繁華街横浜駅近辺。

ビジネストークを終えた仲間4人は居酒屋を探してうろうろ。

2軒行ったが「満席です」とつたない応対を受けがっかり。

ならばインターネットで調べた「いつも空いている店」を思い出し行った。

入り口で若い女性が「予約はありますか」「ありません」「カウンターになりますが」

「それでいいです」「2時間半ですがいいですか」「いいです」といって座った。

カウンターは広めの調理場で完全にオープンキッチンです。

親父風の怖そうな人から若いのに怖そうな人など異様な雰囲気。

はたして美味いものを食わせてくれるのだろうか。

お通しはだれも食べない大根とイカの煮物。(300円)やめてほしい。

空豆を注文。(500円)豆を茹で皿に上げるのが見える。

大好きなイカの刺身を注文。(650円)

マグロのかま焼を注文。(580円)冷凍のカチカチを取り出して30分間焼いていた。

あとは海老の春巻き(450円)や黒豚の各煮(580円)、なんこつ揚げ(400円)。

なぜか誰もが食わない。どうも気合が入る調理場と料理の味がマッチしていない。

何かが足らないのだな。低料金優先で冷凍食材のオンパレード。(見えるのだ)

仕方が無いので会話の潤滑油で酒をガンガン飲む。

地酒は安い。450円から600円。量が分かりにくい入れ物なので1合かは不明。

来店して2時間が経過したとき、「テーブルが空きましたので変わりますか」と言われた。

「え、2時間半で出なくてはいけないのでしょ?」「いえ、もういつでも結構です」

ということでオーダーストップまでいてやった。

笑笑、和民、白木屋など若者向けの居酒屋とサラリーマンがくつろぐ居酒屋。

そのどちらでもない。だから客が入らないのでしょう。要するに中途半端。

手作り居酒屋 うま味処と言うならば、板前料理を出すようにしましょう。

調理場は板前でないのを堂々と公開している。オープンキッチンは逆効果です。

 

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