ホテルマンの駆込み寺「まんぷく寺」  

第十二部 駅から学ぶホテルビジネス 2009年〜

 

駅から学ぶホテルビジネス その4 京の冬の旅 2009/2/27

真打ち登場!

京都という町は、一流ブランドです。

このパンフレットで紹介されている企画を見てください。

キーワードは、「行きたくなりますか」

冬のおもてなし「瓢亭のうづらがゆ」 1時間30分

13,000円

酒蔵でしぼりたての新酒を楽しむ 1時間30分

俳優、佐々木蔵之助氏の実家である「佐々木酒造」

2,000円

世界遺産の町ボルドーと京都の共通性を探る 約2時間

市田ひろみ氏とソムリエたちが京都とボルドーの共通点をさぐっていきます

ザ・ガーデン・オリエンタル・キョウトにてアミューズ付き

3,000円

京料理とフレンチ 美味なる出会い 約3時間

一夜限りの夢のコラボレーション

老舗料亭「木乃婦」若主人高橋拓児氏とフランス二ッ星店ティエリーマルクス氏のコラボ

30,000円

若手四料理人の饗宴 −伝統の技法と洋素材のコラボ− 

美濃吉・竹茂楼 山ばな平八茶屋 瓢亭 木乃婦

新たな京料理の提案 新進気鋭の若手料理人が集う

21,000円

極上の休日「京の二日間」

食通を唸らせる人気の食事場所と最上級の宿 貸切タクシーの観光

菊乃井 美山荘 レストランよねむら

おひとり 98,000円 2〜4名

京の五花街お茶屋遊び

紹介者をもたない「一見さん」はりようすることができない各花屋街のお茶屋さんを会場に

名店の仕出しによる懐石料理とお酒を味わいながら、芸妓さんの舞踊の鑑賞

記念写真、憧れの本格的なお茶屋遊びをお楽しみください。

40,000円 京料理 フリードリンク付き 2時間30分

京料理と舞妓の夕べ ぎおん畑中 2時間

18,000円

名工で楽しむ伝承京料理 道楽 2時間半

28,000円 大吟醸の日本酒を含めフリードリンク

 

私は、「この企画に参加したい」と素直に思いました。

 

これらの企画は京都ブランドの特技だと思います。

他の町では到底まねができません。

それは、京都が伝統のある町だからです。

安く行けるから行く京都ではありません。

 

長い間、先輩ホテルマンが築いたホテルの伝統。

「安くしなければ売れない」と伝統をお得感に変えていませんか。

行ってみたい、食べてみたいという価値観に訴えて勝負!

その後に「いくらかな」と思わせよう。

気に入ったら高くても買う。

 

さすがに京都でした。

つづく

 

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