ホテルマンの駆込み寺「まんぷく寺」
第十一部 ダメ社長の挑戦 2007年〜
経営革新支援への挑戦 その2 2007/8/6 この経営革新計画に関する事は、企業にお勤めの方には、それほど関心がないと思います。現在お勤めでも、近い将来独立を考えている人や、すでに経営者になっている人へは、大変耳寄りな情報でございます。 勤めていた時代の10万円は、会社を起こすと1桁違うほどお金の価値が変わります。自分の金は10万円でも、会社の金になると100万円位の出入りになるのです。 会社を発展させるために、新しい試みをするには多額の事業資金が必要になります。 この中小企業新事業活動推進法(経営革新支援)は、事業資金調達で悩む、信用がまだ十分ではない企業にとって救世主になるのです。 どのような救済策があるのか具体的にお知らせいたします。 @ 公の金を補助金としてもらえる。(返済する必要が無い) A 政府系金融機関から低利融資が受けられる。 B 経営革新計画が認められた事業に対して資金を融資してもらえる。 C 資金調達に必要な信用保証の限度額が拡大する。(会社の信用の倍は評価される) D ベンチャーファンドの投資対象となる場合もある。 その他、色々優遇されるのは間違いありません。私としても、この法律にのっとり経営革新計画を作ろうと考えたわけでございます。 経営革新計画とは、事業活動に関連した「新たな取り組み」を、実現性のある数値目標を持った計画に具体化したものです。 分かりやすく言いますと、会社を起業してから事業としてやってこなかった、新しい事業を考えてください。ただ考えるだけではなく目標数値まで正確に作成してくださいということです。 問題は、新サービスの開発や提供というテーマですが、当社が係わっているブライダル業界に関する新しいサービスの開発が必要ということです。 ブライダル業界の会社が、過去に事業化していない新しい事業を考えろと言うことなんです。 はたして、そんな事業があるのでしょうか? もしあったとしても、どのようにすれば国に雇われた偉い先生方を納得させられるのでしょうか? 今日も賑わう新宿駅界隈の飲食店 私は、過去にブライダル業界の会社で事業化されなかった全く新しい事業の案を持っている。 つづく
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