ホテルマンの駆込み寺「まんぷく寺」
第十一部 ダメ社長の挑戦 2007年〜
レストラン経営への挑戦 その5 2008/7/20
2008年7月20日(日)現在、 イタリア食堂「TAIAN」は、連日満席になっている。 残念ながら、繁盛店に仕上がるまでのドキュメントを公開することはできない。 これは、レストラン経営のノウハウだから。
同じレストランで頑張る店長の過労死で、不幸な出来事が報道された。
すかいらーく、契約店長の労災認定 春日部労基署
レストランのオペレーションを終えて、ファミリーレストランに夜食に行く機会が増えた。 こう言っては何ですが、すかいらーく系列のレストランは、サービススタッフが足らない。 そして、上記のような報道がされた直後に、「バーミアン」で、このような新サービスが始まった。 ただでさえ人手不足のレストラン(中国料理)で、モーニングを出す意味がわからない。 しかも、メニューを見て驚いた。
洋風モーニングです。 この日の夜は、サービススタッフはたったの2名であった。 空いているテーブルも片づけられない。 片づけられたテーブルでも、紙ナプキンや割りばしが切れている。 モーニング開始と本社作成のたすきがかかげられている。 ディナーナイト働ける人募集と、現場の手作りペーパーが見える。 ドライバー用ビールテイストドリンクが120円です。 会計をすました全員のレシートに、 このような割引券を配っている。
さきほどご報告させていただいた、満席営業が続くイタリア食堂「TAIAN」では、 割引券の発行は一度もしていない。有料の広告も一度も出していない。 それでも繁盛店は作れる。 割引券を出すくらいなら、スタッフの給料を上げてほしい。 月に200時間も残業して、いいサービスができるはずがない。 現状では、誰でも気力、体力ともに続かない。 もういちど、利益追求の前に、ゲストとスタッフの楽しさと喜びを追求してほしい。
何度も申し上げますが、従業員の根性でオペレーションする時代は終わっている。
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