ホテルマンの駆込み寺「まんぷく寺」  

第十一部 ダメ社長の挑戦 2007年〜

TAIAN 復活秘話 その1 2007/9/23

 

「あの名店、TAIANを復活させよう!」

こう言って、ひとりの顧客として復活に向けて頑張って参りました。

間もなく開業を迎えるにあたりまして、

あの「TAIAN」を愛されていた、皆様方にお伝えしたいことがございます。

 

TAIANを愛されていた方から、掲示板への書き込み

はじめまして。
根岸のTAIANでの数々の想い出。
ワタシにとって本当にかけがえのない大切な大切な宝物です。

そんなお店がケンジ以外のヒトの手によって復活するという
ハナシをカレから聞いた時、正直とてもフクザツな気分でした。
なぜならTAIANは、いつかまたケンジがケンジの意志をもって
ケンジの手で復活させてくれるだろう、させて欲しい!という
淡い期待と希望をずっと抱いてきたから。

(KAO様より抜粋)

 

「KENJIさんにやっていただきたい」

当初、私はKENJIさんにやってもらうつもりでいました。

しかし、KENJIさんの現在の仕事は責任のあるもので、

そう簡単には抜けることができない様子でした。

その代替案として、TAIANで育てたお弟子さんのご紹介をお願いしました。

人選はKENJIさんにおまかせして、その紹介を待っておりました。

1人、1人、それぞれの都合で新TAIANでの勤務が困難な状況と報告が続きました。

結局、KENJIさん以下、TAIANで勤務した経験のある人が大磯に来る可能性が消えました。

 

TAIANでの経験が無くても、調理経験のある誰かにお願いしようか。

大いに悩めるポイントでした。

 

KENJIさんから「のぶおじさんでもできますよ」と言われたこともあり、

とりあえず我々顧客だけでやってみようと考えました。

理由は、KENJIさんやお弟子さんが来れるようになったらすぐに交代できるように・・・。

 

味のチェックをするKENJIさん

 

「TAIAN」はKENJIさんが約10年間かかって築き上げたブランドでございます。

今後、我々はKENJIさんの登場を待ちながら日々、横浜・根岸の「TAIAN」を目指してまいります。

 

大磯 TAIANのホームページへ 

 

次回は、「料理って、そんなに簡単にはできないなあ」でございます。

 

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