ホテルマンの駆込み寺「まんぷく寺」  

第十三部 ブライダルビジネス  集客コストを下げろ 2012年

 

ゼクシィ首都圏版研究2012年度2月号 その3 2012/2/3

 

 

私がブライダル業界に入った1999年の集客コストについて。

東京都港区の1バンケットのゲストハウス会場です。

毎月平均150万円の宣伝広告費で85組のカップルを玄関に呼んでいました。

1組当たりの集客コストは約17,000円です。

多くのカップルを呼んでも1ゲストハウスでは年間200組しか決まらない。

結局、年間1000組呼んで200組が決定組数。

決定コストは、1組約86,000円でございます。

集客にコストがかからない時代を知っている私は、

この金額を知って大変驚きました。

 

さて、現在はどうでしょうか。

2012年2月号のゼクシィ首都圏版

多くのホテルが大量広告を出しています。

ホテルの広告も専門式場(ゲストハウス)のような素敵な広告に変化しています。

新しいホテルも気合の入った広告を出しています。

 

2012年1月度の集客コスト速報!

場所:首都圏版内1ゲストハウス

ゼクシィ本誌広告4ページ ブライダルフェアページ なし

ゼクシィネット加盟、エージェントゼクシィなびからの紹介2組

昨年末、ホームページを新しくしている。

ホームページ作成料÷24か月=ひと月のコストとする

2012年1月の来館数は、19組です。

 

この会場の1月度集客コストは、約236,000円でございます。

決定コストは、約50万円になってしまいました。

 

今回はコストに入れていない費用

雑誌広告用写真撮影費

サイトやブログ更新の人件費

 

2012年2月号のゼクシィ広告費が、スペシャル号なので通常の倍以上となった。

しかし、来館は通常の月とほぼ変わらなかった。

 

スペシャルと言われて広告料を増やしても、

競合他社が同じように増やせば集客が増えるとは考えられない。

 

この集客コストは、

結局、ゲストから頂く事になります。

 

 

 

 

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