ホテルマンの駆込み寺「まんぷく寺」  

第十三部 ブライダルビジネス  集客コストを下げろ 2012年

 

 実録 ホテルウエディングの危機 その2 2012/3/27

 

本当にあったホテルウエディングの話。

2012年冬

ブライダル関連の協力会社からの依頼を受けて動いたホテル婚礼V次回復計画。

ホテルの責任者を含めて4回の会合を持った。

どうも、

「社長に承認をもらわなければ何も始まらない」

 

このようなやり取りが約半年が経過したある日、

協力会社の社長から

「ホテルの社長に直接提案してくれ」と連絡が入った。

ただしこの時間しかないとのこと、こちらが合わせなければチャンスはない。

 

半年間で4回も呼び出されて同じ説明を何度も繰り返した結果、

やっと社長に直談判ができる。

社長用の提案書を一日かけて作った。

 

協力会社の社長を含め3名で提案に出かけた。

 

名刺交換

提案書手渡し

提案についてしゃべり始める

 

社長は提案書をペラペラ見て、

人が一生懸命しゃべっているにもかかわらず、

その提案書を隣のテーブルにほり投げた。

 

そして、たばこを吸い始めた。

シティホテルの社長の態度。

 

じっと我慢して説明を続けたが、

終わる前に

「ご苦労さん」と言われて終わった。

 

皆様、どう思いますか。

私が悔しい思いをしたから書いたのではありません。

 

聞けばこの社長、ホテルマンの経験が一度もないようだ。

それを聞いて多少は慰められたが、

このような人がホテルのトップでいる限り業績向上は危機的状況でしょう。

 

このホテルのスタッフは、

努力をしても否定される。

意見を言おうものなら怒鳴られる。

皆様、ゲストに向くことなく社長に向いて静かに仕事をしている。

 

ホテルと契約している協力会社のことなど気にしてる様子もない。

 

さて、皆様がこのホテルに就職した場合、どうすればいいのでしょうか?

 

 

(写真は本文とは全く関係ございません)

 

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