ホテルマンの駆込み寺「まんぷく寺」  

第十三部 ブライダルビジネス  集客コストを下げろ 2012年

 

ゼクシィ北海道版研究2012年度2月号 その1 2012/1/17

 

ゼクシィ北海道 2012年2月 年に一度のスペシャル号!

 

日頃、ゼクシィを熟読していないホテルの管理職の皆様へ

ゼクシィが本誌で案内しているサービスを紹介します。

ゼクシィ本誌が売れなければホテルに結婚したいカップルが来ない。

花嫁が興味を持つ、色々な情報を何年も変わらず繰り返し掲載している。

おもに、お金に関する情報、見積もり比較、平均支払額などを掲載している。

結婚したいすべてのカップルに買ってもらうことを目標としている。

ムックシリーズ(「マガジン+ブック」からの造語で「ムック」)

リゾート&大人の結婚式などのを掲載している。

目的は、結婚式の多様化に対する情報でしょうか。

(儲かることなら何でもやりますという感じがします)

ゼクシィはネット部門において出遅れた印象がありました。

しかし、

さすがに優秀なチームです。

ホテル・ブライダル業界人が気づかなかった方法で

遅れを取り戻しトップを奪った印象になっています。

ゼクシィネット、この次の提案は「値上げをしてくる」と予測します。

クチコミを書かせる理由は何でしょうか?

ウエディングプランナーにブログを書かせる理由は何でしょうか?

ブライダルフェアの更新をネット上で簡単にできるようにした理由は何でしょうか?

動画やフォトギャラリーを多用している理由は何でしょうか?

この理由を知らなければ値上げに抵抗できないような罠にはまってしまいます。

「ゼクシィ本誌を見た人が、ほかのエージェントに行くのが許せない」

このような理由からできたゼクシィなび。

2000年頃は、電話のなびでした。

銀座と新宿になびのサロンができて約12年で全国制覇!(おおげさせすが)

北海道にも札幌にゼクシィなびがございます。

当然、紹介手数料の売上がございます。(率の公表はあえてなし)

 

ゼクシィ本誌の広告料金、ゼクシィnetの料金、ゼクシィなびの手数料。

1993年5月にゼクシィは発売される前にはかからなかった費用でございます。

加えて、ゼクシィはあの手この手で売り上げを上げています。

ゼクシィが販売しているこれらのアイテムは、

ホテル・式場から見ると持ち込みアイテムを販売している。

こんなばかにした話が許されるのでしょうか。

まだまだ隙間売上増を狙っています。

なんと!内祝い販売でございます。

最強のマリアージュではないでしょうか。

細々と商売してきたお店がなくなってしまうのでしょうね。

 

503億円 ブライダル関連業界からゼクシィに1年間に支払われる金額です。

1993年までは0円でございました。

 

ホテルの管理職の皆様、ゼクシィに婚姻届がついているのを知っていますか。

余計なお世話記事が山ほど掲載されています。

読むのに疲れますね。

以前の花嫁はこの記事を読むのが楽しみでゼクシィを買っていました。

多くの花嫁さんに聞きましたが、これらの記事は読んでいないと言っていましたよ。

でも、こんな記事も見つけました。

こんなテーマのBOOK。

おやじは怖くて中をチェックできません。

(まあ、おやじがゼクシィを研究すること自体「キモイ」と言われそうですね)

 

北海道ウエディングは会費制と言われてきました。

最近、少々変化の兆しが出ていると聞きますが。

見積もり比較は、100名で150万円〜200万円になっています。

本土と比べると少々お安くなっていますね。

 

この売り上げ規模でゼクシィに高い広告費を払うのは大変でしょうね。

 

 

会場広告ページは次回研究報告をいたします。

 

つづく

 

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