たべもんや三度笠
東京四谷 仔羊料理 赤丸ヂンギス 2006/12/11 東京都新宿区荒木町7安藤ビル1F 03-03-5919-3435 ディナー 18:00-24:00 日曜日定休 2006年12月現在、飲食店の激戦地区新宿から、最も新しい飲食店の情報を発信いたします。 今年もはやったジンギスカンのレストランではありません。 仔羊という食材にスポットを当てて、格下に見られがちな羊肉を高級食材にイメージを変えた店です。 開業後、間もないようでしたが、店のコンセプトは「大人が満足する隠れ家」でしょうか。 場所は、新宿のはずれにある四谷3丁目から、徒歩4分程度。昔ながらの飲食店が密集する裏通り。 店の外観はホームページで確認ください。 中国地方から師匠が来られたので、午後7時に予約を入れて、4名で出かけました。
店内はこのような怪しげな雰囲気でございます。我々が入店して30分後には満席営業となりました。 ビールは「ハートランド」か「エビス小瓶」で600円でございます。 ビールを安く出したくない店は、今はやりのプレミアムだけにして、ビール単価を上げましょう。「ビール4杯ちょうだい」
仔羊の生ハムでございます。1,000円程度 「珍しいね、美味しい」
仔羊のたたきでございます。1,000円程度 「仔羊のたたきは初めてや。まったく違和感無いな」 ここまでが前菜メニューになります。 これからは網焼きになります。たれは無く、塩を中心にいただきます。
ハーブ仔羊とこだわり野菜の取り合わせ。各1,000円程度。
椎茸です。1,000円まではしない
生ラムのねぎ塩焼きでございます。1,000円程度。
ここまで進むと、各自が好きなドリンクになっております。 生ビールの人、日本酒の人、焼酎の人など。この店はヂンギスながらドリンクにはこだわりの高額商品を置いてある。 酒にこだわりのある大人たちは、料理が美味しく居心地がよければ、酒の金額にはこだわらない。 あくまで店を出る時に支払う総額で「又来るか、もう来ないかの判断を下す」
お待たせいたしました。ここからジンギスカンでございます。一人前1,100円程度
脂身を鉄板に置いて、野菜から焼き始めましょう。 仔羊肉はミディアムレアーでどうぞ。
さすがにジンギスカンには特製のたれが出てきます。 明らかに街場のジンギスカンとは、味も肉も違うな。 テンダー肉を追加 1,000円
われわれがジンギスカンを食べ終えたのが午後10時30分。入店してからなんと3時間半も経過していた。 時間の経過を忘れさせる店の居心地のよさはどこにあるのか。けっして洗練されているわけではありません。 美味しいものを少量づつ出して、品数を多く注文させる。(注文したくなる仕掛け)納得する味があった。 この時点で、仔羊やジンギスカンは安いものという認識がぶっ飛ぶ。客が覚悟を決める時。 酒も料理も、旨いものは決して安くない。 このお店は、今、最もトレンディな東京レストランである。 しめて32,000円也。 ほろ酔い加減のゲスト達は、店の人の笑顔に見送られ「又来るぞ」と言って千鳥足で帰っていく。
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